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へぇ~

今の私の業務の中に冊子を完成させるという使命(おおげさ・・)が

あります。

この冊子を作るという作業、なかなかの作業でした。

原稿は先生方が書いてくださるのですが原稿に挿入する挿絵(絵画や古文書など)

の許可をとるのは こちらの仕事ってことで、なんやかんやとやってました。

正直いってしんどかった。

でも、おもしろかった!

だって普段みれない古文書が見れる。

手書きの昔の人の息遣いが聞こえてくるかと思うような

書面を目の当たりにしたときのなんとも言えない高揚感。



それに

歴史博物館の学芸員さんが書庫から古文書をだしてきてくれた!

美術館でも学芸員さんが館内を解説つきで案内してくれた!


これだけでも、めったにないことだと思うし。

学芸員さんを前に一人はしゃぐ 不気味なみんみ。


あぁ・・・この仕事しててよかったぁぁ・・・・・


また、川村嘉久さんという画家さん(まだご存命ですが)の息子さんと

掲載許可願についてお話した時に言われ印象に残っているのが

「川村は死んでしまえば、忘れさられるような画家ですがこうやって

 本に載せてもらって 少しでも多くの人に見てもらえたらうれしい」

と。それと

「実は家には、まだ公開していない 河北潟の絵があるんですよ。

 公開すると 売り買いの話になるから公開してないんだけど

 よかったら見にいらっしゃい」

と。なんか 感無量。
なにかと せちがらい 世の中。 めんどくさがられたり、疎ましく思われることも
多かったけど、優しい言葉をかけてくれる人もいるんだぁぁ・・・
なぁんて 思ったり。


「河北潟とわたしたちのくらし」という本を通じていろんな人に出会い、いろんな経験をしました。

掲載許可願の電話をかければ うさんくさがられて、電話を切られそうになったり。
(教材の押し売りと勘違いされた。)


執筆の先生のこの本にかける熱い思いをくみ取らずに、私の軽はずみな一言で

かなり激怒され、夜、電話で二人で延々と話合いしたことも。

電話の最後には、 理解し合えました。(と 思ってる 汗)

夜中にひとり 電話に向かって頭を下げ続けるみんみでした。


いろんなことがあったけど、何回かのやり取りを通して、最後には理解をしてくれて、本音を少し

語ってくれたりした時、気持ちが温かくなります。

やっぱね、 人間って おもしろい な。


って 過去のことのように語ってますが 実は追い込みなんです (汗)

もう少し がんばります。

by minmijb | 2007-11-02 18:00 | 日々のつぶやき