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つれづれに。

へいぞうが 突然

「今 国語の時間に 徒然草 やっとる」 といった。

母は 「あぁ~ 春はあけぼの ってやつ??」

と知ったかぶりをしました。

「違う」とすげなく返事が返ってきました。 すみません。間違えました。

吉田兼好さん 兼好法師さんですね。

あの つれづれなるがままに 思ったことや 伝達事項を書き留めた随筆家ですね。

で、読んでみました。 もちろん 現代語訳つきのをね。

現代にも通じる 伝達事項や思いがつまってます。


兼好法師を 亀仙人のイメージとだぶっていた自分。 

すみません 兼好法師さん。教科書の絵のイメージしかありませんでした。

しかし、へいぞうは授業で どの段を習っているんやろうか・・・

結構 女性について書いてあるんやけど そんなんは授業で

しないんやろうね。 授業でしたら 興味を持って聞いてくれるやろうに。(ホンマかいな汗)

百人一首を エロいと思っている自分。 きっと あるはず!!(何が?汗)

やっぱり亀仙人 兼好法師さん ! ありましたね。 おんにゃのこに

ついて書いてあるのが。

「梅の花かうばしき夜の朧月に佇み、御垣が原の露分け出でん有明の空も、我が身様に偲ばるべくもなからん人は、たゞ、色好まざらんには如かじ。 」


~ 梅の花が咲いて 月夜のいい晩に うろうろと女の子の家をうろうろと ストーカーまがいのことをしたり 女の子の家に忍び込んで こっそり夜明けに窓から逃げ出して朝露をはらいながら夜明けの月を眺める。
そんなことを懐かしいと思いだして 心ときめかすようなことがない男は女の子を好きになっちゃいかんよ~

なんて ことも言っている・・・(訳は 勝手変えてます すみません)

へいぞう・・・そんな経験 これから と いっても もう少し あとにしてほしいけど 

してほしいかも・・・(ストーカーはいかんけど。)

でもって・・・・


「ことにふれて、うちあるさまにも人の心を惑はし、すべて、女の、うちとけたる寝ヰもねず、身を惜しとも思ひたらず、堪ふべくもあらぬわざにもよく堪へしのぶは、ただ、色を思ふがゆゑなり。 」

「まことに、愛著の道、その根深く、源遠し。六塵の楽欲多しといへども、みな厭離しつべし。その中に、たゞ、かの惑ひのひとつ止めがたきのみぞ、老いたるも、若きも、智あるも、愚かなるも、変る所なしと見ゆる。
されば、女の髪すぢを縒れる綱には、大象もよく繋がれ、女のはける足駄にて作れる笛には、秋の鹿必ず寄るとぞ言ひ伝へ侍る。自ら戒めて、恐るべく、慎むべきは、この惑ひなり。 」


っていう段では

~女の子のささいなしぐさで、男の子はすぐに惚れてまう。
しかも、女の子は、一緒に寝てても、ぐっすり眠ったりはしないで普通なら辛抱たまらんことにも、けなげに応じてくれる。これは 男の子のことを想っているからなんだろう。

人を恋するということは、どうしようもない、気持ちを抑えることは、どうにもできん。
人には六つの欲望があるけども、我慢できなくもない。
でも、どうしても我慢できないのは、女の子を想う気持ち。
これは年齢に関係なく お爺さんでも、若造でも エライ人でもなんにも違いはないよ。

 実はな、「女の子の髪の毛を編んで作った縄には、ぞうさんをしっかり繋いでおくことができ、女の子の足のにおいがする靴で作った笛の音には、秋にうかれている鹿さんがきっとよってくる」と言い伝えがあるくらい女の子は魅力的魅惑的な存在なんやで!
自分をしっかり持って 気をつけてここで一歩踏み込むと「恐ろしいことになる」と思ったり、
いかん! 惚れてまうやろぉぉ~!!
と思ったりしたら自重せなあかんでぇ。~


ってなことを言ってます・・・(汗・・・)非常におもしろいです。

まぁ そんなこと へいぞうに言っても 思春期真っ盛りのカレのこと

「フン!」と鼻で笑うことでしょう・・・

っていうか もしかして 白い眼でみられるかも・・・泣

彼には おんにゃのこにうつつをぬかすぐらいなら 

もっと 愛すべきモノたちが 今は あるようだし。。

●ンプラとか 反逆の●●ーシュ とか・・・ 汗

いづれ 生身の人間(女子限定)に惚れることを切に母は 願っております。




 

by minmijb | 2008-12-03 18:05 | 街道をゆく