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百人一首

 
なっちが、学校で百人一首を習っているらしく 百首全部書いてあるプリントを持ち帰ってきました。

「これ、覚えなあかんのじゃないの?」と問う母に

「いいの! なっちは、自分の前にあるカードだけを見ててそれを取るから!」

ときっぱり言い切ったなっち。

やはり血は争えない。 母であるみんみもそうだったよ。

覚えることにまったく執着しなかった。。。。(いわゆる出来の悪い子でした)

反対に俺様は、覚えることに執着したらしく上の句を言えば下の句を詠んでくれます。

しかし、みんみは、覚えることにはまったく執着しませんでしたが、「現代語訳」を読むのが好きでした。

だってさ、百人一首って、なんか エロいんですよ。

たとえば

~ あふことのたえてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし~

なんて、歌は、

~もし、あなたと出会いこんな関係になってなかったら あなたも自分も恨むことはなかったでしょうね~

って詠ってて、 こんな関係 って何・なに!

しかし、こんなん小学生は意味も知らずに(まぁ理解不能だろうけど)覚えろっていっても興味はわかないよね。。。

~名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人にしられで 来るよしもがな~

にいたっては

~逢坂のさねかづらよ お前さんの名前の通りならば まるでお前を手繰りよせるように誰にも知られずに会いに来られる方法があってほしいものだ~

「逢坂山」の「逢」と「人に逢う事」、さねかづらの「さね」と「さ寝(共に寝ること)」が掛詞で使われてて

要するに 誰にもしられずに 「逢って 寝たい」とおっしゃっているわけですよ。藤原の定方さんが!!
なんて大胆不敵。  

不倫は文化だ!とおっしゃった石田純一さんのいいたいことわかります。


小学生に平安貴族のめろめろラブレターを見せてると思うと ちょっと笑える

一応 古典文学? なんだろな。

こんなめろめろラブレターばっかり書いているから時代は平安から武士の時代になるんだな・・・(笑)

~花の色はうつりにけりな いたづらに わが身よにふる ながめせしまに~

みんみも小野小町さんのような気持ちになりますが、美女といわれる小町さんと同じ気持ちっていうのも、おこがましいかな・・・(反省)

なっちが もう少し 大人になったら 百人一首について語り合いたい・・・なぁ。。

by minmijb | 2007-01-17 17:45 | 日々のつぶやき